下地処理の種類(塗装工事)について
高圧洗浄・高圧水洗
比較的面積の大きいほとんどの部位に有効で、既存塗装面に付着している汚れを除去する為の工程です。
10Mpa~15Mpaの強い圧力によって噴射される水により、苔やほこりなどを洗い流します。
確実に洗浄されないと将来、接着不良等をおこし塗装の性能が著しく低下してしまいます。
既存塗装撤去
基本旧塗装面を残してその上に適切なシーラー等を塗って仕上げの塗装工程に入るのが主流となっていますが
、下地の劣化具合などによって、撤去の度合いが変わってきます。
本来撤去しなければならない個所をそのままにして新規施工をしますと、不具合の原因となってしまいます。
撤去等の判断はビルディングドクター等の有資格者が行うのが賢明です。
ケレン・清掃
塗膜の下地処理として、旧塗装面のケレンが肝心です。
場合によってはグラインダーなど電動工具を使用して適切な下地処理が必要です。
この作業を怠るとその後の塗装面の性能に大きな差が出てしまいます。
断面補修
綺麗な塗装面を作るには、下地補修が肝心です。
断面復旧等にはカチオン系ポリマーセメント下地調整塗材等を用いて塗装面を平滑に仕上げることが肝心です。